三寶山 眞華院 不器用だけど心があたたまる東北の片隅にあるちいさな日蓮宗のお寺    ホームページTOPへ  ブログTOPへ

スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

節分厄除星祭り

年が明け法務に追われているうちに2月になりました

1日は、節分星祭祈祷会を執行し、星除け、厄祓いの加持祈祷をしました。

厄年ってホントにあるんですか?そんな話をよく耳にします。
一般に年齢の厄年は、男性25,42,61、女性19,33,61歳とそれぞれの仏閣神社で多少の違いはありますが、この年齢は、人生の節目と私は考えてます。世間でも年齢の変わり目には気をつけた方が良いよ、などと言います。この年齢の時期は年が高齢とか若年とかではなく、体に変化をきたす時期だということです。

またもう一つ大事なことは、この厄年と言われる年齢の時期は、生まれ年の星回りが病災厄難の場所に回座しているのです。
ですから、年齢の厄と星回りの厄とダブルできますから、我々に何らかの影響が無いはずはないものと思います。

我が宗祖日蓮聖人も「日眼女釈迦仏供養事」のなかで厄年について書かれています。
檀那の日眼女さんが37歳の厄年で厄祓いも含め、釈迦像をまつられたことについてのお手紙です。
「厄とは、人体で言えば関節のようなもの、病は肉よりおこれば治しやすし、節よりおこれば治しがたし。(中略) また家に垣根があれば盗人入らず、垣根が無ければ盗人入りやすし」としるされています。
日蓮聖人は、私たちの急所に魔が入らない様に力のある法華経によって祈ることを勧めています

厄年はあるかではなく、起こるべく災難を未然に防ぐために祈願をされた方がよいという事です。


2月8日
稲荷初午大祭、 月施餓鬼供養奉行